六日町ICから約5分でアクセスできるムイカスノーリゾート。最大幅200mのワイドバーンはビギナーにも滑りやすく、ファミリーゲレンデのイメージが強いが、実は最上部にはツボ足で登れてしまうハイクアップゾーンがあり、降雪時には極上のパウダーを狙ってコアなライダー達が集まる。今回はSNOW HEAVEN編集部が実際に登ってきたのでレポートでお届けしよう。
メインゲレンデからは八海山と南魚沼市を一望できる。この日は珍しく雲海が広がっていた。
ハイクアップゾーンは第3ペアリフトからアクセス可能。
ここから鉄塔のあたりまで150mほどハイクする。
前日からの降雪は10cm程度だが、雪質は悪くない。
ハイクアップゾーンは圧雪されているので、ツボ足でも余裕。景色を楽しみながら登れる。
しかし、雪山のハイクに不慣れなビギナーにはたったの150mでもなかなかキツい。
それでも頑張って登頂できれば、素晴らしい景色とパウダーのご褒美が待っている。
こんな風に本格的なBC装備なしでプチバックカントリー気分を味わえてしまう。リフトでアクセス出来ないのでパウダーもやられず残りやすい。パウダーライディングの練習にも最適だ。
前日にそれほど降雪がなくても、ハイクすればゲレンデ以上のパウダーが残っている。
木も少なく静かで広大なエリアが広がる。
ゲレンデでは味わえない特別な感覚はきっと病みつきになるはず。
意外と長いコースの後半には、斜度や地形も出てきて最後まで楽しませてくれる。
降雪が多い日はディープパウダーをお昼くらいまで楽しめてしまう日もあったりする。
さらに今年はまだオープンしていないが、デポジット(¥1,000)が必要な管理区域外山岳コースもある。こちらはもう少し滑走の難易度が高くアドベンチャー感が強い。
BC装備は全て揃えると高額になってしまうので、まずはムイカで体験してみると良いだろう。BC初心者のスノーシューやクライミングスキンの練習にもオススメだ。