アルツ磐梯と猫魔スキー場が新たなリフトでつながり、国内最大級 のスキー場としてリニューアルオープンした「星野リゾート ネコマ マウンテン」。2つの山が連結したことにより移動時間を気にせず楽しめるようになりました。今回は連結リフト運行 にあたり、星野リゾート、星野佳路代表にインタビュー。スキー場の魅力や、スキー場での過ごし方などを聞きました。
2 つのスキー場の連結、連結リフトの完成など大きなプロジェクトだったと思いますが、どのような背景があったのですか?
2004 年にアルツ磐梯、2006 年に猫魔スキー場の運営を開始した時から、リフトを繋げスキー場を連結させる構想がありました。しかし2011 年に東日本大震災が起き福島県の観光事業の業績が著しく悪化したことで、大きく計画が遅延。その後、再び収益を回復させ連結プロジェクトを再スタートしましたが、次はコロナ禍になるという想定外のことがおき、これも私たちにとって大きな障害でした。
障害を乗り越えてリニューアルしたんですね。星野代表の好きな場所、連結リフトからの景色で好きな風景があれば教えてください。
北エリアから南エリアに向かってリフトに乗ると林を超えた先に、猪苗代湖と磐梯山、会津平野が広がり、この景色は予想以上に魅力的で絶景でした。リフトに乗る他のお客様からも歓声が上がっていました。
星野代表はスキーをされるということですが、ネコマ マウンテンでのおすすめの過ごし方はありますか?
朝から滑り、塩カツ丼を食べてまた滑り、滑走後には yamacafe でクレープを食べる。おすすめの過ごし方です。
星野リゾートといえば、その土地のよさを体感できる極上のおもてなしが印象的ですが、併設する磐梯山温泉ホテルの魅力を教えてください。
スキーヤー・スノーボーダーファーストな滞在になるよう、ホテルの常識を超えたサービスを提供していることです。チェックアウトを 14 時にしたことで、朝から滑り滑走後は大浴場で温泉に浸かり、パッキングをしてクレープを食べて出発することができ、新潟には夕方、首都圏でも 18 時には帰って来られます。最終日のスキーライフを最も豊かにできるホテルだと思っています。
運行を記念して1番目に乗車した星野代表
今後ネコマ マウンテンはどのような場所になってほしいですか?
東日本大震災以降インバウンド需要が伸び悩んだ地域にあるスキー場ですが、近隣の県のスキーヤー・スノーボーダーの皆様に支えていただきここまでやってくることができました。ネコママウンテンは、地域の皆様のホームゲレンデであり続けるためにこれからも進化し続けていきたいと考えています。
困難を乗り越えさらに愛されるスキー場へと進化を続けるネコマ マウンテン。そんなネコマ マウンテンでは、昨年好評だった「NEKOMA MOUNTAIN FEST -Fun Ride Days-」が2/17、18に開催されます。スノーフィールドのあらゆる「FUN=楽しさ」を詰め込んだイベントで、メインは世界のトップライダーも参加する国内最大級のビッグエアコンテスト。20mキッカーを舞台にした、迫力満点の戦いは見逃せません!
また野外と屋内の2つの特設会場で音楽ライブを開催。野外ライブでは、プロラッパーでグラビアディガーの呂布カルマ、プロスノーボード協会(PSA)のオフィシャルソングをプロデュースするなどエクストリームスポーツの分野においても幅広い活動をしているDJ雪成、ナイトパーティーではDJ Mitsu the Beats, HUNGER, DJ Mu-Rの3人からなる宮城、仙台在住のヒップホップユニットGAGLEが登場。
さらにナイター営業や打上げ花火、50社以上のスキー・スノーボードがブランドが集結する国内最大級の試乗会などコンテンツが満載!
連結リフトによって会場も拡大したので、さらに楽しくなりそうな予感です。
この冬はネコマ マウンテンで思い出を作りませんか?
イベント詳細:https://www.nekoma.co.jp