10/21(土)石打丸山スキー場で無料のローカルフェスティバル「南魚沼収穫祭」開催されました。農業を切り口に動画制作、イベント、フリーペーパーなどコンテンツを展開する、南魚沼発の農業レーベル「Soil Works」が主催。「地元に根ざした文化で若者を熱狂させる」をコンセプトに南魚沼を中心とした新潟県内の音楽やアートなど様々なカルチャーを体感してもらい、自分の地元や他の地域の文化を深掘り・再発見できるイベントになりました。
Soil Works Interviewはこちら
2回目となる今年は魚沼平野が一望できるMOUNTAIN AREAに、山麓のBASE AREAを加えエリアが拡大。県内各地のキュレーターが厳選した話題のショップやクリエイターによるショップ、テントサウナ、スケートランプといったアクティビティも充実。地元だけでなく市街から出店があることで新しいコミュニティが広がりました。
リフト券を使わなくても楽しめるようになったため、地元の人や家族づれなどがさらに参加しやすいように。移動は景色を眺めながらゴンドラを使って。
ゴンドラ上のエリア・MOUNTAIN AREAには、メインステージやDJブースを設置。地元食材を活かしたフードトラックやシーシャと焚き火ができるチルエリアなど、参加者は収穫祭でしか味わえない体験ができたはずです。
みどころの一つ、マウンテンエリアのステージは眺望がとにかく絶景!ラッパーやアーティストの出演を予定していましたが、今年は悪天候のため、あえなく午後からのバンドのライブは中止に。来年はきっと見れることを楽しみにしています。
以降ライブはBASE AREAのセンターで。南魚沼の地酒を一口飲んでから女性を口説くほろ酔いラップバトルは、普段慣れないバトルから繰り出される言葉に歓声と笑いが。その後のライブはセンターの外にまで続く長蛇の列ができ、階段を上がったフロアのステージに入り切らず入場制限され会場の窓ガラスが曇るほど盛り上がっていました。
気になったのが、南魚沼市に本社があるバイオマスレジンホールディングスのRice Resin®︎。非食米を使った食器は一部の店舗で使用していたそう。自然の中で行うイベントならではの取り組みのように感じました。
今回午後からの悪天候のなか、可能な限り楽しんでもらおうと最適な判断をするSoil Worksと、限られた中で最大限に現場の空気感を楽しむお客さん達が、自然に囲まれた中で自然との共存を体現しているようで印象的でした。
この「南魚沼収穫祭」で様々な文化に触れることで感覚が磨かれ、新しい表現や楽しみを生んでいくんだろうなと思いました。心残りはやはりマウンテンエリアのあの眺望でライブを観られなかった事。それは来年のお楽しみにして、さらにパワーアップした「南魚沼収穫祭」でまた集いましょう。
INFORMATION
南魚沼収穫祭2023
Instagram : https://www.instagram.com/shukakusai_minamiuonuma/