ちぇいー!
CUT IN 編集部のきゃんだです。
スノーボード歴、たった5回の私ですが、かっこよくカービングターンを出来るようになりたい!ということで、
今回は、スノーボードHOW TO動画が40万回以上の再生数を誇るYouTubeチャンネル「ichimura film」代表・第18回全日本スノーボード技術選手権大会出場の市村瑞樹さんから、カービングターンのコツを教わりたいと思います!
快晴でロケーションも最高な「妙高 杉之原スキー場」。初心者にもオススメの幅広&ロングなパノラマゲレンデを中心に滑ります。キレイに整備されたピステンバーンはカービングに最適です!
~ビンディング フォワードリーンの調整~
まずはビンディングのセッティングから。
フォワードリーンを調整し、ハイバックを前に倒すことで反応がクイックになります。自分に合うセッティングでカービングを練習しましょう!
~基本姿勢&ローテーション~
基本姿勢は、最終的にここに戻ってくるくらい重要な基礎の部分です。
まずリラックスして膝を落とし、
上半身を捻って進行方向を向きます。これをローテーションと言います。
お腹にボールを挟んでいるようなイメージでお尻を後ろ足の上に落としていき、上半身を進行方向に被せます(目線は落とさず進行方向に向けましょう)。この基本姿勢→ローテーション→基本姿勢の動きは、どんなターンでも必ず経由するので、しっかり体に覚え込ませましょう!
~色んな板の立たせ方~
板の立たせ方には色々な方法があります。ぞれぞれ実際にやってみましょう。
①身体全体を傾けて板を倒す
足首を固定して思い切って体を倒してみてください。体の傾きだけでターン出来ることがわかると思います。
②足を使って板を倒す
トーサイドはつま先側を、バックサイドはかかと側を踏み込みます。足の動きだけでもターン出来るんです。コースの端から端まで綺麗な1本の線で進めるように練習してみてください。そうすれば、エッジに乗る感覚をつかめるはずです!
コースを横切るので、後ろから滑ってくる人に注意して練習しましょう!
③板のねじれを使って板を倒す
前足を踏んでから時間差で後ろ足を踏んでいきます。この動きをすることでボードがねじれ、サイドカーブのエッジが雪面に食い込みターンしていきます。しっかり基本姿勢の状態から踏み込んでいってみてください。ゆっくりとターンしていくことがわかるはずです。
こんな風に色んなターンの方法があるんですが、これらを組み合わせることによって高度なカービングターンが出来るようになります。奥が深いですね。
~前足の動き~
次に、前足の動かし方を説明します。
進行方向に向けてブーツの中の前足を捻っていくイメージで動かしてみてください。
バックサイドは外側に開いていくように、
フロントサイドは内側に足を寄せるというか、力を加えるイメージです。
~前足を使った秘密のトレーニング~
それではここで、ちょっと変わった練習をしてみましょう。
まず、カゴに入ったリンゴを前手に持っているとイメージしてください。
これを落とさないように滑ってみて!
え、リンゴ出てきたwww
かごに入ったリンゴを落とさないようなイメージで、まっすぐ降りてくる練習をします。バックサイドもトーサイドも、かごを持っている手が常に斜面側を向くように意識してください。
コツは前足だけで板を操作すること。前足が車のハンドルと同じような役目を果たしているんですね。これをマスターすれば、ショートターンもかなり上手くなりますよ!
それでは、実際にカービングターンにトライしてみましょう!
きゃんだ「前足の操作と板の立たせ方、なんとなくわかってきた感じがする!」
さらにプラスして、スピードを出すために後ろ足に乗ってみましょう!
こんな感じで右胸を前足の太腿に近づけるようにすると、頭とお尻が板の上に乗るので低姿勢になって安定します。
一気にスピード出るー!難しい…!
なかなか市村さんのようには出来ないけど、あとは練習あるのみ!
そして、、、
たった1日で、ここまで板を倒せるようになりましたー!みなさんも是非、ゲレンデでチャレンジしみてください!
最後に、市村さんのYOU TUBEチャンネルからオススメのカービング動画を紹介します!